外断熱と床暖房の高性能住宅
光栄建設の住まいづくりは、
1お客様の要望と
住み心地を重視したプランづくり
家を建てたい時の、お客様の動機、要望は
「暖かくて暖房費負担の小さな家にしたい」
「食品庫やクローゼットなど収納が充実していて片付きやすい家が欲しい」
「2世帯同居で、適度なプライバシーと一緒に過ごせる良さを両立させたい」
「子どもの勉強を見守りやすいようにダイニングに学習カウンターが欲しい」
などさまざまです。土地、予算、家族構成など、諸事情も踏まえ、最善の答えをご提案するのが光栄建設の仕事です。
光栄建設は1974年の創業以来、お客様の要望を第1に注文住宅をつくり続けてきました。家づくりの打合せでも、まずはお客様の望んでおられることをしっかり知りたいと思っています。
そのご要望をしっかり伺った上で、骨格となる基本プランをご提案するのは、設計・施工の両面で経験と提案力がある社長の土屋隆幸が担当させていただきます。
例えば「リビングを大きく、吹き抜けを設けたい」という要望を、土地や家の大きさの制約がある中で実現させようとすると、ユーティリティやトイレが狭くなり、結果住みにくい家になったりします。しかし、間取りや動線の工夫などをはじめ、家族の日々の暮らし方を踏まえたプランをしっかり検討すれば、住み心地の良い納得のプランができます。
基本プランが決まった後は、光栄建設の設計施工の経験豊富なお客様担当が、内外装や住設機器、使い勝手の良い収納など、細部に渡る打合せをさせていただきます。
北見市 Iさん夫妻
奥さま 土屋社長はおっとりして優しい人柄で、どんな家を建てたいか、要望を話しやすい方です。打合せの序盤は、予算や家の構造、デザイン、間取りなど土屋社長と決めて、設計の細部やインテリアなどは光栄建設の田坂さんと打合せをして家づくりを進めていきました。
間取りは、私たちが意識していた家相、そして生活動線や住み心地などの事情も踏まえて、丁寧に提案いただきました。実際に2年暮らしてみるととても快適です。
収納の位置やクロスの色や柄、照明などの選択では、どれを選ぶか迷うことも多く、いちど持ち帰って夫と相談したり、打合せが2時間以上になったこともありました。でも田坂さんは色々な選択肢も示しながら丁寧に対応してくれました。2階の木製の柵を白く塗装するといった細かな工夫は田坂さんのご提案です。
ご主人 要望を一言伝えると何とか叶えてくれる。そういう気配りは凄かったですね。
2外断熱(SHS)工法で、
家族を寒暖差から守る
光栄建設は、北見・網走・紋別などオホーツク圏内を始め、旭川圏、十勝圏でも注文住宅づくりを行っています。特に北見・帯広・旭川に共通するのは、冬の寒さがとても厳しく、盆地ということもあって夏も暑い、そして昼夜の寒暖差も激しいということです。
この数字は2018年の気象庁データです。
夏冬の気温差が60℃に迫る、というのは日本国内でも非常に珍しいと思います。関西などでは住宅は暑さ対策が軸になりますが、私たちのエリアでは、真冬も真夏も、朝も昼も快適な室温を、大量の燃料を浪費せずに維持できるように、家の断熱・気密性能を高めておかないとならない、ある意味では快適な家づくりという意味では非常にハードルの高い地域なのです。
光栄建設は、住宅の構造体をすっぽり断熱材で覆う外断熱工法(SHS工法)を採用しています。
SHS工法は1978年に誕生した日本初の木造住宅の外断熱工法で、他の断熱工法に比べても断熱材や気密材の継ぎ目や不連続となる部分が少なくなるので、断熱・気密性を確保しやすく、現場の施工ミスが極めて少ない工法です。
冬でも家じゅうが暖かく、家族が快適に、健康に暮らせる住まいです。そして暖房エネルギー・暖房代が少なくて済みます。窓や壁などの断熱・気密性能が高いため、結露のリスクも最小限に防げます。
北海道だけでなく住宅性能を重視する全国の住宅会社に評価され、これまでに1万棟以上の住宅が建てられています。光栄建設は創業社長の土屋義幸が、オホーツク圏内でもいち早くSHS工法を導入し、地域の住宅会社にも呼びかけて、施工方法の研究・改善なども行ってきた経緯があります。
SHS工法のメリット
気密性
住宅の床面積当たりサッシやドアの枠などからどのくらいの空気がもれるかを数字で表わし、その数字が小さいほど気密性が高いとされます。
SHS工法の場合、スタイロエースを柱の外側に取り付け、さらに気密シートを張っていますので、新築後の木材の乾燥による気密性能の低下の心配がありません。
断熱性
断熱材のスタイロエースは熱伝導率が低く、外気温からの影響が少ないので、少ないエネルギーで冬は暖かく、夏は涼しい室内環境を保つ事ができます。
断熱性が高いスタイロエースは、住宅金融支援機構の断熱材性能評価ではランクEと高い評価を得ています。
省エネルギー住宅
高気密・高断熱性能のSHS工法の住宅は、少ないエネルギーで全室を冷暖房できます。上下の室温度差がほとんどなく、全室快適な温度で過ごす事ができます。
耐久性
断熱材を構造材の外側に取り付るので、構造材の木材は室内の湿温度と同じ環境に置かれることにより呼吸(吸放湿)をします。だから、SHS工法は木材を腐らせる原因の結露の心配がなく耐久性に優れます。
24時間計画換気
新鮮な空気を室内に送り込み、洗面所やトイレ、クローゼットなどから湿気と臭気を含んだ空気を強制時に屋外へ排出するので、室内はいつも新鮮な空気に満たされ、カビやダニの発生を抑え健康的な環境を保ちます。
自由な設計
設計上の制約がなく、自由な設計ができます。
SHS会会員の工務店が施工
SHS工法は、そのノウハウや技術を身につけたSHS会会員の工務店が責任を持って施工します。弊社は 北海道SHS会・北海道SHS会オホーツク支部の会員です。
スタイロエース(75x910x1820mm)
スタイロエースはスタイロフォームの銘柄です。
ヒートショックの危険から家族を守る家
全国で年間約14,000人が入浴前後の急激な血圧変化による心筋梗塞や脳梗塞、不整脈などで亡くなっています。年間約4,000人という交通事故死の3倍以上の数字です。
暖かいリビングから寒い脱衣所、風呂場、トイレに移動すると、血管が縮み血圧が上昇し、お風呂でお湯に浸かると逆に血管が広がり血圧が下降します。この変動はヒートショックと言われ、お風呂で溺れるなど命に関わる状況を招くのです。
光栄住宅のSHS工法で建てる住宅は、お風呂や脱衣所、玄関など、家じゅうどこでも断熱・気密性能が高い上に、1階2階も全室床暖房を標準にしているため、頭上と足元の温度差も非常に少なく、家族の健康を守る上で大変良い住宅です。
3床暖房で
全室快適な温度環境
光栄住宅は床暖房の採用をお客様におすすめしています。
一昔前、住宅の断熱・気密性能の低い住宅が多かった時代にも床暖房は、足元が暖かい、という意味で人気がありました。しかし、その当時の床暖房は、家を暖めるために、床暖房のパイプを流れるお湯の送水温度を高めに設定しなければならず、足元が暖か過ぎて不快に感じたり、低温やけどのリスクもあったほか、暖房費も高くついてしまう問題がありました。
光栄建設のSHS工法で建てる家は、家全体の断熱気密性能が高いため、床暖房に限らず、パネルヒーターやペレットストーブなど、どのような暖房機でも家を暖めることが可能です。
ですが床暖房にはいくつかのメリットがあります。
- 室内に暖房機が無いので、壁際、窓の近くなどに家具などを設置する際、暖房機が邪魔にならない。
- 暖房機にほこりが溜まるということがないので、掃除の手間が減らせる。
- エアコンは、気流が発生するのでホコリやペットの毛を巻き上げたり、肌の水分を奪い不快感を与えるリスクがありますが床暖房は気流が発生しないので快適。
- 足元と頭の周りの温度差がより少なくなって、のぼせたり、足元が冷えるという問題が起きない。
こうしたメリットが大きいので床暖房をおすすめしているのです。
光栄住宅の床暖房は、上記の1~4に加え、
- 1階だけでなく2階の寝室など、全室に床暖房を施工するため、家じゅうがもれなく暖かい。
- 高断熱・高気密住宅なので、低温水を床暖房のパイプ内に循環させても家じゅうが十分暖たまる。その結果、光熱費が安いだけでなく、足元が暖かすぎないので快適に過ごせる。
- (施工面の配慮)があるので故障しにくくメンテナンスもしやすい。
- 玄関も床暖房をすると、濡れた靴が翌朝には乾いている。
- 地中熱ヒートポンプなどで熱を生み出し、その熱で床暖房を行えば、灯油や電気などのエネルギーを使わずエコな暖房になる。
...などのメリットもあります。
適切な床暖房の床面温度は国際基準で19~26℃
床暖房の床面温度には、国際標準化機構(ISO)に規格があります(ISO7730)。
- 体感温度は20℃~24℃であること。
- 床面温度は19~26℃の間であること。
- 床暖房は29℃に設定して良い。
- 床から10センチのところと1.1メートルのところの空気温度の差は3℃以下
- 平均気流速度は0.15m/s以下であること。
- 垂直の壁面からの不均一な放射温度差は10℃以下であること(窓や壁)。
- 天井面からの不均一な放射温度差は5℃以下であること(ヒーター面とヒーターなし面)
となっています。
床暖房で低温やけどになるのは、44℃以上で数時間の接触がある場合などに多いようです。床表面温度が30度を超えていると、やけどにはならないまでも、快適性を害するおそれはあります。特に乳幼児や高齢者のいるご家庭では床暖房温度の適切さは大事だと思います。
光栄建設社長の土屋隆幸は、無尽蔵に使える地中熱を給湯暖房のエネルギーに活用してエコ&経済性を高めようというチャレンジの一環で、まず自宅で床暖房を採用しました。
地中から採熱した熱は45℃前後。この熱で家を暖めるには住宅そのものが高断熱高気密の面で高性能でなければなりません。また45℃前後ではパネルヒーターではやや温度が低いので、床下にパイピングして温水を流す床暖房の方が向いているという事情もありました。また前述のように、床暖房の温度設定は低めの方が快適です。
実際に我が家でも床暖房は快適でした。
- 室内に暖房機を置かないため家が広く使える。
- 気流が起きないので肌の乾燥も防げて快適。
- 頭上と足元の温度差が少なく、頭もすっきり。
- 少ないエネルギーで暖房でき光熱費も削減。
床暖房、オススメです。
4大工育成を重視した
施工精度の向上
木材が予めプレカット工場で寸法に合わせて加工され、現場の大工仕事だった手刻み、墨付け、カンナ掛けなどの仕事が激減しています。建具や外装材などの既製品化も進み、その結果、建具や左官などの専門職の仕事も減っています。
とはいえ、住宅を建てているのは今でも大工や職人です。彼らのスキルや意欲、責任感なしには、品質の良い住宅は建ちません。
光栄建設の創業社長・土屋義幸は元大工でしたので、住宅の基本構造と、それを建てる大工の育成・教育に熱心に取り組んできました。現社長の土屋隆幸も20代は土木が専門で、住宅の性能や施工精度向上を重視し、それを担う大工や職人のスキル、意識向上を重視しています。
自社の専属大工は6名。最大に同時期に2棟の住宅を建設できます。大工仕事の基礎に始まり、木工事以外のスキルを身につけた大工が多いのが当社の特長です。
例えば、仮設や基礎の型枠・鉄筋工事、さらには既存住宅の雨漏りや老朽化、断熱性能不足、設備機器の不具合など、修繕やリフォームの対応なども行える技術・経験を身につけています。
住宅建設業界では、大工・職人の高齢化が進んでいます。そのため当社では新人の採用も行っており、最年少は22歳(2018年現在)です。北見・網走・紋別などの住宅会社29社が協同で「北見地方建設事業協同組合」として、若者に大工の基礎を2年間しっかり学ぶ場を提供しています。
5太陽光・ペレット・地中熱など
創エネの選択肢
住宅の断熱・気密性能を高めると、暖房エネルギーは大幅に減らすことができますが、それだけでは灯油や電気など化石エネルギーの消費やCO2の排出をゼロにすることはできません。
お客様の光熱費削減、そして地球環境保護につながるチャレンジを続けたい光栄建設としては、高断熱・高気密住宅づくりの次は、環境に優しいエネルギーの創出「創エネ」を大きなテーマと捉えました。
その1 地中熱ヒートポンプ
マイナス20℃を下回る日もある北見の真冬でも、土の中の温度は約10度前後です。この地中熱を住宅の暖房として活用するのが「地中熱ヒートポンプ」です。
その2 太陽光発電
北見・オホーツクの、日照時間の長さを活かします。
その3 ペレットストーブ
林業の現場で捨てられていた、おが屑などを燃料に活用する暖房器具です。co2排出削減にもつながります。
...などに取り組み、多くのお客様に採用いただきました。特に地中熱ヒートポンプは全国の住宅会社に先駆けて実現し、これまでに、北見・音更など道内各地の住宅に施工させていただいております。
詳しくは創エネのページを参照ください。
地中熱ヒートポンプや太陽光発電を採用したお客様の事例はこちら
6アフターメンテ&リフォームの
末永いお付き合い
光栄建設は住宅の新築、そして公共建築やプラントなど一般建築物の新築を主な事業にしています。
しかし、40年以上の社歴がある光栄建設なので、過去に住宅を建てさせていただいたお客様とのお付き合いの中で、外壁や屋根などの塗り替え補修、設備機器の交換や家族構成の変化にともなうリフォームなどのご相談も喜んで対応させていただいております。
また最近は、中古住宅を安く購入し、リノベーションで住み心地を改善して暮らすという選択肢を選ばれる方も増えています。土地・中古住宅探しの段階から、ご相談いただくことも多々ありますので、ぜひお問い合わせください。
着工までの手順
家を建てる時、何から始めたらよいのかわからない...
そんなあなたのお役にたちます。
1. 予算を調べる
預貯金から調べる
年収から調べる
一年間の収入から借入可能額を決めます。およそ20%くらいまでの負担が理想とされてます。
返済金額から調べる
月々の返済銀額の許容範囲がどれくらいかを考え、予算をきめます。現在の家賃くらいが目安とされます。
親や祖父母から住宅資金を受けたり、個人から財産をもらった場合は贈与税がかかりますが、贈与の金額や一定の要件を満たせば税金を控除されることもあります。
詳しくは国税庁タックスアンサーへ
2. 敷地を調べる
敷地の面積を調べる
自分の土地の面積を実際にメジャーで計ってみましょう。役所へ行って地籍測量図を購入し、土地の位置や形状を確認するという方法もあります。
測量、公図取得など、弊社でも行っておりますのでご相談ください。
法的規制を調べる
敷地に対する建物の面積は、法律によって規制されています。建ぺい率はその地域の都市計画法によって定められています。
高さ制限、道路制限など様々な法的規制があります。ご相談ください。
敷地を確保する
自分の土地をお持ちの方はともかく、まず土地を確保しなければなりません。
土地購入の際は、次の事に留意しましょう。
- 環境:子育て(学校・保育園など)、生活(スーパー・銀行など)、自然環境は適切か
- 地盤:水はけは良いか
- 公共:上下水道、電気、ガスなど整っているか
- その他:家が建てられない規制はないか
※土地購入のご相談をたまわっております。
3. どんなスタイルの家を建てたいのか考える
オープンハウス(展示場)を見学する
百聞は一見にしかず!常設展示場にお越しください。
経験者に聞く
既に家をたてているお友達に相談してみましょう。
成功例はもとより、ここをこんな風にすれば良かったなんて貴重な話が聞けそうです。
雑誌で研究する
家の実例から家具、インテリアの果てまで様々な雑誌が発売されています。イメージをつかむのに役立ちます。
弊社のも取り揃えておりますので、お立ち寄りください。
何風にしたいかを決める
和風、モダン、クラシック、アジアン...どんな家にしたいですか?
家族みんなで話し合ってみましょう。
4. 間取りを決める
家族構成
- 一世帯か二世帯か
- 子供部屋は何室にするか
家族設計により、将来子供達が必要とする部屋の数を考えます。 - 和室は何室必要か
二間続きの和室がほしい、いいえ和室は全く要りませんなど人それぞれです。 - 家族の意見はどうか
ママは広いキッチン、パパは書斎がほしい。
僕はパソコンルーム、わたしはバルコニーがほしい。
意見を書き出してはいかがでしょう
家相をみる
現代の住宅事情に合わないこともありますが、理にかなった面もあります。
昔からの生活の知恵です。間取りで迷う時は参考にすると良いでしょう。
図面を書いてもらう
おおよその構想ができたら、弊社へご相談ください。
次にお会いする時には、平面図が出来ていることでしょう。
5. 見積書の提出を工務店に依頼する
予算と比べる
長い人生を共にする住まいには、何かと要望が多くなります。
要望が膨らんで、予算オーバーというケースもありがちです。
我慢できるところは諦め、どうしても譲れないところは実行するという気構えが必要になります。
内容を確認する
面倒がらす、一つ一つ内容をチェックします。
事前の打ち合わせ通りになっているか確認します。
6. 工事請負契約書を結ぶ
7. ローンを申し込む
諸費用を調べる
家造りの予算=借入額と考えがちですが、請負金額の他に形にならない手続きにかかる費用があります。
- 各種手続きにかかる費用
契約印紙、確認手数料、土地・建物の登記費用、借入の保証料・保険料・手数料など - 祭事費用
地鎮祭,上棟式などの礼金(最近は行わない方が多くなってきました) - 仮住まい、引越し費用
今住んでいる所に建て替えをする場合、仮住まいの家賃などが必要となり、その引越しのためと新しい住まいへの引越し費用がかかります。 - その他
借入先を決定
金利、返済期間、借入諸費用などを考慮して、ローンの借入先を決定
借入額、返済期間の決定
あらかじめ調べてある予算に基づき、自分に見合った借入額、返済期間を決めます。
月々の返済金額を確認
ローンの申し込み
完成までの手順
完成までに決めなければならない事が山ほどあります。
覚悟は良いでしょうか?
- 窓・玄関ドア
- バス
- キッチン
- トイレ
- 洗面台
- 床
- 外壁
- 室内建具
- 壁紙
- カーテン
- 照明
- その他